天然昆布と養殖昆布の話

 

 

天然昆布と養殖昆布の区別 を教えてとの問い合わせが多い為、ここに書くことにしました。 天然物と養殖物の最大の違いは生える方向が違うことです。

 

天然物は海底 から生えて海面に向ってのびます。養殖物は海面からつるされ海底に向ってのびま す。これが昆布の性質の違いとなります。天然物は海水の動きで葉体を岩でたたかれ、 皮がうすくなり身が厚くなります。養殖昆布はあたるものがない為、皮が厚く身が薄だしこくなります。この違いはまず味の違い・養殖物は表面がでこぼこ 天然物は滑らか・肉質の違い(天然物は弾力がある。養殖物はもろい)にでてきます

 上

天然物は半年から1年寝かしてつかうことが多い。

養殖物は早めに使い切らないと身が焼けて しまうといった違いになります。

 

最近はいずれも乾燥に乾燥機を使っているので区別をつけるのは困難です。真昆布の場合真っ黒なのはおすすめしません。

 

一番わかりやすいのは食べてみること及び表面が滑らかかど うかが、判断基準です。

とはいってもなかなか難しいですね。

食べてみると歴然とした違いがあります。

当店の昆布はそのままでも美味しく食べれますが大型販売店で販売してる安価な養殖昆布は食べても全く美味しくないいや非常にまずい

間違いないのは観光市場・物産展・自然食品店などで購入せず昆布専門店・乾物店で選んで説明を聞いてお求めください。

 

どうして北海道の昆布が大阪でよくうっているのと聞かれている 事ですが、昆布の王様といわれる。真昆布の天然物は大きな割合で大阪に来 ている為です。何故かといわれると昔北前船が米等をつんでいって、鰊・昆 布を積んで帰ってきた昆布ロードに由来します

 

お勧めの天然昆布

 

山だし昆布

尾札部昆布長

天然真昆布特上